2022年4月16日（土）
己亥 六白金星 赤口
清明抹候 第十五候「虹始見(にじはじめてあらわる)」 虹が初めてかかる
2022年4月15日～4月19日
こんにちは。
今日は明日の大事な日のために準備。
明日は ・土用の到来 ・満月 ・イースター ・一粒万倍日
が重なる日。 不成就日ではありますが、
大きなエネルギーが働く日ですので、家や自分自身を
清め静かに明日という日を迎えましょう。
春が間もなく終わり、夏はもうすぐです。
４月の満月はピンクムーンと言います。
芝桜で野山がピンク色に染まるかららしいです。
さて、今日は十二支最後、亥の日。
亥の方角は北西。
季節は旧暦10月。「立冬」から「大雪」に至る時期。
時刻では午後９時から11時にかけて。
五行では水。水性（水の性質）としては、流動するもの。
「水は方円に従う」とも言い、自らの形を変え環境
に適応する能力が高い。
万物を潤す一方、暴走すると洪水や津波が全てを押し流すように
大惨事を引き起こす秘めたパワーを持っている。等があります。
五色では黒。
語源は「核」。その木偏を取り去ったもの。
冬になり、草木の種核が土中入り、来たる春を待つ状態。
人生でいえば、来たるチャンスに備えて実力を蓄えながら
じっと耐えている時期でしょうか？
亥の性質を人間の性格に当てはめると、（某アニメの猪キャラクター
が良く表しています）
「猪突猛進」とよく言われますが、忍耐強く率直、勇猛邁進。
融通が利かず一歩間違えば暴走する。性格はさっぱりしているが
寡黙で愛嬌は乏しい。人の世話は良くするが、人付き合いは苦手。
人の心の機微を分かるようになれば人生は好転する。
東洋医学的に見れば、水性の臓器は腎臓、そして膀胱、泌尿器です。
「」内に水性のキーワードを入れてみていきます。
水の気が弱ってくると、
水性の色は「黒」なので、腎臓が悪くて透析をしているような人
は必ず顔色が「黒」ずんでいます。それは血中の老廃物を腎臓で
濾過し、膀胱で排出する機能が劣ってきて、血が濁りやすくなり、
それが皮膚近くに表れて皮膚が黒ずんで見えるのです。
そして腎は老化と関係があるので、
症状が進むと「歯」が歯周病や歯槽膿漏で抜け、「髪」が白くなり禿やすくなり、
「耳」が遠くなり「骨」ももろくなり骨粗鬆症になりやすくなります。
性格的には「驚」きやすく、「恐」がりになるため、新しいことに
チャレンジできず、保守的になり、若くても老人ぽくなる。
そして「呻」くようなしゃべり声となる。
腎の弱い人は黒いもの（黒ゴマ、海藻、黒豆、きくらげ等）を食べて水性の
気を補うと良いとされています。昔から海藻は髪に良いと言われるのは
東洋医学的に理に合っているわけです。
それではまた。
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