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灌仏会(花まつり)と薬師縁日

2022年4月8日(金)

辛卯 七赤金星 仏滅 一粒万倍日

清明初候  第十三候「玄鳥至(つばめきたる)」ツバメが南からやってくる。

2022年4月5日〜4月9日  

 

こんにちは。今日は今月3回目の一粒万倍日です。

一粒万倍日についてはこちらhttps://kensws2022.com/archives/41

 

そして今日は灌仏会(花祭り)。

 本来、釈迦の誕生日と言われる旧暦4月8日に降誕を祝って行われる法会で、

仏生会、降誕会とも言われる。一般的には花祭りとして知られる。

現在では新暦4月8日に行うところも多く、関西では新暦5月8日に行われるところもあるようです。

 釈迦は約2500年前、インドのルンピニーの花園で生まれたとされており、

それにちなんで、色々な花で飾られ、誕生仏を祭った花御堂を境内に安置し、参詣の人々は

仏の頭上から甘茶を注ぎます。これは、釈迦誕生時、天が感動して甘露の雨を降らせたという

伝説に基づきます。そしてこの甘茶を持ち帰り、家族で分けて飲むのです。

 

ところで甘茶は普通の煎茶ではなく、アジサイ科の1種の若葉を通常の煎茶と同じ

製法で作ったもの。日本薬局方には抗アレルギー作用や歯周病に効くとされている。

しかし、中毒の可能性があるため、濃すぎる甘茶には注意。

 

灌仏会は元々は平安時代の宮中行事であったのが、江戸時代ごろには大体今の花祭りの

形式になってきたようです。

 

また、毎月8日と12日は薬師縁日でもあります。

薬師如来は、正しくは薬師瑠璃光如来。万病を治し、法薬を授けるとされている。

如来の中で唯一物を持ち、左手に薬壺を持つ。病気治癒、長寿の仏として信仰を多く集める仏です。

薬師如来はアジア各地でも信仰されており、日本では法隆寺、法輪寺、薬師寺が有名。

 

花祭り、薬師縁日共、この日露店が出る所も多いのですが、昨今の新型コロナ

の影響もあるので、お祭り自体の開催も含め、お出かけには下調べが必要です。

 

 

 

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