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水仙の話

  2022年4月13日(水)

丙申 三碧木星 先負

清明次候 第十四候「鴻雁北(こうがんかえる)」

暖かくなり雁が北国に渡っていく

2022年4月10日〜4月14日  

 

今日の暦より

こんにちは。

突然ですが調理師として、今日はちょっと気になる

ニュースが あって・・・

給食にニラと間違えスイセン類出す・・・子ども12人が食中毒 

子育て支援施設内で栽培

 

京都の施設ですね。

ニラだと言われて譲り受けたスイセンを施設で

栽培して ニラだと思って醤油漬けにして食べて

食中毒を起こしたらしいです。

確かに葉の部分はにらによく似ているので、

昔からちょくちょく こういう事があるのですが

残念なことです。死者が出なかったのが不幸中

の幸いでしたが、子供さん達のトラウマになら

なければ いいですね。  

 

さて、この今回問題のスイセンですが、葉はニラに、

球根は玉ねぎ によく似ており、ニラとスイセン類

の取り違えによる食中毒は、 例えば京都市内では

2018年に1件、全国では2012年以降

62件発生していて、厚生労働省などが注意を

呼びかけています。

 

 スイセンは全ての部分にアルカロイドを含み、

食べると嘔吐や 腹痛を起こし、最悪昏睡状態が続き、

死に至る。

アルカロイドは植物、動物、真菌等、自然界に広く

分布し、 身近なところではジャガイモ、 山菜、

ビワの種、 アジサイの葉 などに含まれる。

トリカブトは有名。

 

 一方、アルカロイドは昔より東西を問わず薬

として多く用いられ、例えばスイセンは 外用として

乳腺炎、筋肉痛、痔等、内服薬として生理不順等に

用いられる。

キニーネやモルヒネもアルカロイドであり、漢方、

自然療法でも ポピュラーな材料である。

昨今ではがん治療薬としても応用されているという

ことです。 毒にも薬にもなる代表格の1つではない

でしょうか。

 

 キノコをはじめ、山菜はおいしいけれど、

私のような素人が採りに行くのは危険ですね。

私は以前北海道に住んでいた時、山の野草

(その辺に生えている草なら基本なんでもいい)

で酵素ジュースを作るワークショップに参加した

のですが、

「トリカブトが生えているので混ざらないように」

って言われてビビりました。トリカブトの見分け方

を教えてもらってよくよく見ると、

結構生えているんですよ。これが。

ちょっとここでは書けないような植物も

生えていました。  さすが北海道でっかいどうです。

私は九州出身なので北海道での生活は軽い

カルチャーショックでした。機会があったら

書きたいと思います。 

 

ではまた。

 

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